アメリカ海軍の部隊
アメリカ海軍及び海兵隊の部隊は太平洋、大西洋、在欧、中央の4つの作戦艦隊が存在する。作戦艦隊は実戦部隊の最大単位で艦船と航空機、海兵隊の運用を行う。4つの作戦艦隊の指揮下には5つのナンバードフリートと呼ばれる艦隊番号付与艦隊が存在し作戦地域に展開する。この他に海軍予備役部隊、運用試験・評価部隊などが後方支援業務を担当する。各ナンバードフリートは海軍の構成する太平洋、大西洋、在欧、中央海軍の司令部に配備され該当する統合軍に所属する。
北方軍
NORTHCOM
欧州軍
EUCOM
中央軍
CENTCOM
南方軍
SOUTHCOM
太平洋軍
PACCOM
統合部隊軍
JFCOM
特殊作戦軍
SOCOM
戦略軍
STRATCOM
輸送軍
TRANSCOM
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在欧海軍
NAV
EUR
中央海軍
NAV
CENT
南方海軍
NAV
SO
太平洋
艦隊
PAC
FLT
大西洋
艦隊
LANT
FLT
海軍
特殊作戦
コマンド
NAV
SPEC
WAR
COM
軍事
海上輸送
コマンド
MSC
第6艦隊 第5艦隊 第3艦隊
第7艦隊
第2艦隊
|
海軍
作戦総長
|
海軍長官 ---- 海兵隊
司令部
---- 海兵隊
実戦部隊
|
国防長官
海軍コマンド/作戦艦隊
太平洋艦隊(PACIFIC FREET)
世界最大の海である太平洋には第3、第7の2つのナンバードフリートが展開している。第3艦隊は統計160度より東を担当し第7艦隊は西側を担当する。艦艇200隻、作戦航空機2000機を保有する。アジア、環太平洋地域、中東などを守備する。太平洋艦隊と大西洋艦隊はタイプ別艦隊と呼ばれる艦艇、航空機などを束ねた組織を管理する
大西洋艦隊(ATLANTIC FREET)
大西洋を守備する大西洋艦隊は第2艦隊を中心に構成され艦艇186隻、作戦航空機1300機を保有。第2艦隊は訓練、予備戦力としての位置づけが強い。
中央海軍(NAVAL CENTRAL COMMAND)
中東地域を監視する中央海軍は湾岸戦争後の1995年に解体していた第5艦隊を再結成させ中東地域及びアラビア海を担当地域としている。艦艇は25隻で規模は小さいが有事にはそれぞれ太平洋艦隊、欧州海軍などから兵力が増強される。
在欧海軍(NAVAL EURO COMMAND)
在欧海軍には前方展開部隊である第6艦隊が配備され黒海、地中海、北アフリカ、中東などを守備範囲としている。在欧海軍の兵力は主に大西洋艦隊の第二艦隊から兵力、装備の交代供給を受けている。艦艇400隻、作戦機175機で構成される。また在欧海軍司令官はNATO南欧連合軍総司令官を兼ねる。
南方海軍(NAVAL SOUTH COMMAND)
常時には司令部のみが存在し有事にはそれぞれの艦隊が派遣される。
海軍特殊作戦コマンド(NAVAL SPECIAL WARFARE COMMAND)
統合軍のSOCOMに所属する海軍特殊作戦コマンドは海軍の保有する特殊部隊(SEAL、SEALチーム6)などが配置されている。8個のチームと特殊支援部隊、運搬車両チーム、特殊艦艇部隊が存在する。
軍事海上輸送コマンド(MILITARY SEALIFT COMMAND)
海上輸送コマンドは海軍の保有する輸送装備を提供するもので輸送艦艇と航空輸送機などを各作戦艦隊に提供する。海兵隊の戦略輸送も担当しており作戦の規模に応じて編成される。187隻の輸送艦艇を保有。兵器、物資の輸送を行う洋上事前集積部隊、陸軍などの戦車、装備を運搬する海上輸送部隊、艦艇、海兵隊への兵器、物資補給、負傷者収容(病院船)を行う海軍艦隊補助部隊、海洋観測、音響観測、ミサイル発射試験などを行う特殊任務艦艇部隊がある。
海軍予備役部隊(NAVAL FLEET AUXILIARY FORCE)
海軍の保有する予備役の装備、人員の管理を行う。予備役部隊には即応予備、交代予備、退役予備の3種があり69万人が予備役登録をしている。航空予備部隊では35個のホーネット戦闘機部隊を維持している。
運用試験評価部隊
海軍の保有する装備や兵器の評価を行う他新型装備のテストなどを行う。この他戦術研究、宇宙部も保有する。
沿岸警備隊(COAST GUARD)
アメリカの沿岸を警備する沿岸警備隊(COAST GUARD)は有事の際はアメリカ海軍に組み込まれ作戦を行う。
艦隊の構成
統合軍 作戦艦隊
4個
ナンバードフリート
(艦隊番号付与艦隊)
5個
タイプ別部隊(TYPE COMMANDS) 任務部隊(TASK FORCE)
水上艦軍 空母群 4個 空母打撃部隊
巡洋艦・駆逐艦群 3個 水上戦部隊
駆逐艦隊 7個
揚陸隊 5個 揚陸部隊
潜水艦軍 潜水艦隊 7個 潜水艦部隊
海軍航空軍 空母航空団 9個 空母打撃部隊
海兵隊軍 海兵隊遠征軍 海兵隊上陸部隊
戦闘部隊
指揮調整部隊
艦隊付偵察部隊
兵站支援部隊
タイプ別部隊/任務部隊
水上艦軍(NAVAL SURFACE FORCE)
水上艦軍には空母群、巡洋艦・駆逐艦群、駆逐艦隊、揚陸隊が存在する。空母群には4個空母群が存在し太平洋艦隊に6隻、大西洋艦隊に6隻が配備されている。この他駆逐艦、巡洋艦、補給艦、イージス巡洋/駆逐艦などを保有それぞれの任務部隊に配備される。3個の駆逐艦・巡洋艦群にはイージス艦が配備されており水上戦闘の他、戦闘指揮などを行う能力があり、7個の駆逐艦隊は戦闘艦艇として各艦隊に配備される。揚陸隊には海兵隊と上陸作戦を行うための強襲揚陸艦、揚陸艇、揚陸輸送艦などが配備される。
空母の配備状況
所属艦隊 空母
太平洋艦隊 キティホーク
コンステレーション
ニミッツ
カールビンソン
エイブラハム・リンカーン
ジョン・C・ステニス
大西洋艦隊 エンタープライズ
ジョン・F・ケネディ
ドワイト・D・アイゼンハワー
セオドア・ルーズベルト
ジョージ・ワシントン
ハリー・S・トルーマン
潜水艦軍(SUBMARINE FORCE)
潜水艦軍は海軍の保有する6個の潜水艦隊と1個の開発部隊が存在する。6個の潜水艦部隊にはそれぞれ戦略/攻撃原子力潜水艦が配備されており各艦隊に配備される。開発部隊は潜水艦装備の開発、研究の他潜水艦救助部隊などを保有する。
海軍航空軍(NAVAL AIR FORCE)
海軍航空群は機動部隊の中核となる空母の航空機部隊を運用する部隊でそれぞれ各航空母艦に配備されている。航空機部隊はFA/18、F-14などの制空・戦闘・爆撃などの各任務をこなす戦闘機から電子戦機、早期警戒機、補給機、偵察機、救助、捜索、対潜ヘリコプターなど様々なものがある。
海兵隊(MARINE CORPS)
海軍に戦略輸送を依存する陸上兵力である海兵隊は海軍の各艦隊と連動して配備され作戦に必要な規模に応じて編成される。この他海兵隊独自の航空部隊を保有する。