U.S.MARINE CORPS
SPECIAL OPERATIONS CAPABLE UNITS
FORECE RECON
FAST
MEU |
 |
アメリカ合衆国海兵隊はアメリカ特殊作戦軍団(SOCOM)に属さない独自の機動部隊としての特殊作戦部隊を保有する。海兵隊自体が陸海空の各軍と独立した組織形態を持つことからそれらに付随する特殊作戦部隊は必然的に海兵隊所属となっており1980年代にSOCOMが編成の途上に於いても部隊の独立が維持される事となった。アメリカ合衆国海兵隊はその展開能力、独立性などから存在そのものを特殊な戦闘集団として位置づけておりその中で特殊作戦を担当するフォースリーコンやMEUといった部隊は精鋭中の精鋭といえる。
海兵隊は機動展開部隊(MEU)に対し特殊作戦担当訓練を施しその結果約2000名の機動部隊は特殊作戦の遂行及び支援を可能としている。この他艦隊付対テロ部隊FAST、長距離偵察部隊フォースリーコンを持っている。
|
■MEU
MEU(MARINE EXPEDITIONARY UNIT)はアメリカ海兵隊戦闘集団の最小単位で3〜5隻の強襲揚陸艦もしくは強襲用艦艇に乗船し24時間の即応体制をとっている。もっとも素早い軍事行動が可能な海兵戦闘部隊で15日間の作戦物資と弾薬を維持しており大佐を指揮官とする1900人の海兵隊員と100人の海軍兵士、490人の海軍支援部隊で構成される。MEUはその全ての部隊がSPECIAL
OPERATIONS CAPABLE(特殊作戦能力)を付与されており現在問題視されてる各紛争にも随時投入される他、その機動性を活かしてSEALや各特殊部隊との連携、VBSS(Visit
Board Search and Seizure)訓練も行っている。SOC付与されたMEUの主な任務は偵察、監視、爆破工作、航空機搭乗員の回収(TARP)洋上のエネルギー施設の奪還、洋上の臨検及び艦船捕捉(VBSS)人質の奪還作戦(NEO)などである。
|
■FORCE RECON
その勇猛さで世界に名だたる軍隊として知られるアメリカ海兵隊。そのエリート部隊として存在するのがアメリカ海兵隊偵察部隊「フォースリーコン」である。他の海兵偵察部隊とは異なり、艦隊付の偵察部隊(FMF)で本格的なLRRPとなる。隊員は水中行動訓練、空挺降下訓練、ラペリング、ヘリボーン降下など様々な特殊訓練を積む。水陸両用戦、特殊艦艇の運用も可能でベトナム戦争時には越境しタイ、ラオス、中国などで、ホーチミンルートの発見、破壊に努めた。またフォースリーコンは海兵隊で初の空挺降下も行っておりエリート部隊の海兵隊にあって精鋭中の精鋭である。またその長距離偵察と長期間の作戦実施能力は他の追随を許さない。フォースリーコンの偵察には偵察行動と戦闘を予期した偵察の2種類が存在する。その任務はアメリカ海軍特殊部隊SEALと類似する。1998年には偵察大隊と偵察中隊が設けられており偵察大隊では戦闘地域10マイル以遠に於いて情報収集及び偵察活動を行い、偵察中隊はその内側で同様の活動を行う。
|
■FAST
艦隊付対テロ部隊FASTはこれまで殆ど存在が公表されていなかった秘匿性の高い対テロチームである。1987年、世界的に発生するテロに対して合衆国国外の大使館及び関連施設のテロに対応するために組織されたもので短期的かつ強力な戦力として投入される。FASTは対テロ対策として現地に展開する海兵隊の戦力調査、隊員の対応訓練なども担当するほか監視技術の向上や射撃能力の向上を施す。リベリア、パナマ、ハイチ、キューバなどに展開履歴を持ちソマリアでの国連軍撤退作戦にも投入されている。海兵保安警備大隊(MARINE
SECURITY FORCE BATTALION)隷下に収められバージニア州ノーフォークとヨークタウンにはそれぞれ海兵隊警備部隊大隊所属の艦隊付対テロ部隊FAST第1大隊、第2大隊が存在し総数13個の小隊を維持。
この他、艦内戦闘などが発生した場合や作戦海域付近でテロが発生した場合に備えている。どちらも高水準の装備、火器を携行しており約300人の隊員が24時間体制で緊急展開が可能となっている。
|
| ■SNIPER SCHOOL/MARINE SNIPER |
 |
| アメリカ海兵隊はベトナム戦争時に注目された狙撃兵の有効性を活かすべくスナイパースクールを開校し最高の狙撃と隠蔽、移動技術を兵士達に教育している。海兵隊ではこれらの技術を習得した狙撃兵を全部隊に配備する事で部隊の戦闘能力の向上を目指している他装備の研究、開発なども行っている。海軍特殊部隊でもスナイパー課程履修は海兵隊スナイパースクールで行っている。 |