これを入れろ!タクティカルベストの中身

軍装品を集めてそれを着る。サバイバルゲームなどで遊ぶならそんなに多くの物は必要ではない。
しかし何でか知らないが、いらない物を沢山持っていくのが
ミリタリーマニアの性。
これはNAM戦マニアでも現用マニアでも大体同じである。
そもそもミリタリーコスプレするならサバゲに関係ない物を持っていってはじめてそう言われ、周りからも納得されるってものだろう。
ところがいざタクティカルベストを購入しても訳の分からないポーチが沢山ついている。もちろん実際の戦争に行くために設計されたベストなのでその一つ一つに意味があるのだが、どうしても手に入らない物や他にも代用品できくとか、そういった物も多いのも事実。ユーティリティポーチと解説に書いてあれば『そこに入れば何を入れてもいいぞ!』って意味だし。まぁ入れる物は指定されてればそれを買うんだろうけど、いざ好きな物入れろと言われると何入れていいか分からなくなるのが
マニュアル世代の我らが悲しさ。
さらに日本のサバイバルゲーム界の現実を考えるとたとえば『ピストルマガジンポーチ』である。最近のSOEをはじめとするCQB系タクティカルベストにはそれはもう
嫌と言うほどピストルマグポーチが縫いつけられている。しかし現行のガスブローバックハンドガンはマガジンが一つ3500円〜5000円もするのでポーチ4つを使いもしないピストルマガジンで満たすのはブルジョアのみの楽しみ。だいいちそんなに同じ銃のマガジン買ったら別の装備を楽しむときに財政的、精神的負担が大きくなる。かといって一般歩兵用のベレッタをデルタフォースの装備の時には使いたくない。なんてワガママもミリタリーマニアならではである。つまりピストルマガジンポーチというのはある意味我らミリタリーマニアにとっては敵!なのである。こんなに面倒で金のかかる存在はない。しかも他のベストや装備では流用がきかないじゃん!
もちろんお金が在れば買いそろえも良いだろうが、それを実行してはこのコーナーの意味がないので、やはり気合いを入れて考えるのが良い。そして何よりポーチの中に自分で考えた装備を入れるのはミリタリーマニアにとって
『至福の時』のはずである。
そんなこんなで色々なオススメアイテムを私なりに紹介してみよう。まずはピストルマグを満たすものから...

■その1 レザーマン社製ツールナイフ
こいつは値段が8000円〜15000円前後でいくつかバリエーションがある。いきなりマガジンより高い物をあげたがここで帰らないでね。こいつは友人のY氏が長年愛用しているモノで多目的ツールの装備されたナイフ兼ペンチみたいなもの。知ってる人は知ってるだろうけどアウトドアグッズではかなり有名なレザーマンって会社のもの。もちろんアウトドア系の人にはなじみだろうけどミリタリーマニアでは知らない人もいる。これは怪しい外国人の露天商から買えるスイスアーミーナイフの豪華版みたいなもので大きさは3倍くらいあり当然ちょっとやそっとじゃ壊れない。ツールナイフは特殊部隊隊員でも持っていてもおかしくないアイテムだしなにより変わった物でピストルポーチに簡単に収まる素敵さ。そしてこの手のアイテムでは珍しいことに
実用性200%!!!なのである。かくいう私も実生活、サバゲーフィールドに於いてY氏のレザーマンに幾度となく救われている。簡単な修理や曲がった10円玉の修正までなんでもござれの一品。日常から使えるので是非ゲットしてほしい。

■その2 フラッシュライト/シュアファイヤー6P
これはサバゲーマーでも知名度は高いアメリカのタクティカルライト。シュアファイヤー社の製作するライトで種類は色々だが国内で簡単に手にはいるのは3/6/9Pの3種類。この中でピストルポーチに入る手頃なものは標準的な6Pである。6Pはリチウム電池を2個使うタイプでかなりの光量がある。NAM戦ならライトはアングルヘッドのUX-991とかを装備すれば良いけど特殊部隊だと
銃にライト!装備にもライト!!という事になる。6Pを買っておけばM4のRISに固定もできるしバランス的には格好いい。ピストルにつけたいって人には3Pだがベストによっては底が深すぎて短い3Pがポーチから出てこなくなってしまう可能性もある。ポーチによってはピストルマグポーチの一部があらかじめシュアファイヤー用になってるものもあるのでこれも便利なアイテム。しかしこれもまたマガジンより高いので問題かな?大事なのは流用可能かどうかなのだよフハハハハ...

■その3 M116A1フラッシュクラッシュ
これはフラッシュバンの一種でSEALなんかが使用していたやつ。今は新型もありそうだけど本物は手に入らないし大きさ的にピストルマグに入る可能性があるとすればこれしかない。価格は6000円くらい...(また高い)。しかもその性質上数発から数十発携行しないと意味が無いという点を考えると元の木阿弥だが、2〜3発の携行でもおかしくはない。そしてなにより他の装備でも笑っちゃうくらい流用できる優れもの。そう場所も資金も限られている我々一般人にとっては何よりも一つで2度も3度もおいしいというのは大事なのである。こう考えればこれらのアイテムは庶民の味方。ミリタリー界の
怪傑ゾロなのである。こういう実用的でないモノがどれだけ多いかがその装備、コスプレの善し悪しを決めるので実に重要である。このフラッシュクラッシュはアグレッサー東京OTBで買える(たぶん買える)はずなのでリンクのインターネットショッピングを見てほしい。

■その4 フォールディングナイフ/マイクロテックSOCOMナイフ
ここまで来たら言うが実は
マガジンより安い商品など無い(核爆)しかしミリタリーマニアなら気にしてはならない。これらを買ったとしても装備のバリエーションが二つ、三つと増えても確実にお得なのである。どれくらいお得かというと包丁を買ってハンドジューサーとスライサーと解説本とワンダーカッターとワンダーカッターで作れるレシピが見れるビデオガイド、さらに包丁もう一本お付けしますってくらいお得なのである。
フォールディングナイフの価格はまちまちで大きさも違うがSOCOMナイフ程度ならピストルマグポーチにも充分入る。ただ価格は25000円前後なので買うには覚悟が必要。しかも遊ぶフィールドによってはナイフ類の持ち込みが禁止されているところもあるのだ。これは致命的なので気をつけるようにした方が良い。胸の3個のピストルポーチにライト、ナイフ、レザーマンと入れば引っ込み思案だった君も女の子にモテモテのはずである。これらのアイテムを駆使し必ずや日本を統一して欲しい。

ここまではピストルマグポーチに絞ったが次からは特に指定のないアイテムを紹介していきたい。
それらは装備のシチュエーションによっては持ってるとおかしいモノもあるので気をつけて欲しい。

■その5 ハンドカフ
これはいわゆる手錠。
貴様を逮捕する!ってやつである。刑事ドラマでは新米刑事に手柄を渡すためにベテラン刑事が渡してやるアレである。特殊部隊では逮捕に向かうという任務もあるのでこれはなかなか渋いアイテムである。できればクローム塗装されたブラックの手錠を使いたい。入るポーチはコンパスポーチ、ユーティリティポーチなどである。携行数は1個か2個で充分。安いモノは1500円、高くても8000円前後である。手錠は悪用しないように。使用する際は女性の同意を得てからにしたい。

■その5 ナイロンハンドカフ
これはアメリカの刑事ドラマや海外ものの
衝撃映像100連発などで見かけることがあるナイロン製の白い紐である。電気屋さんなどでも売っているが長さや太さが違うのでよく調べてから買うように。指や手首を縛ればまず外すことはできない。簡単な手錠だがスチール製よりも遙かに携行しやすい。解除には金具を使うかニッパーなんかで切断が良い。まぁ使うことはないはずだが。この手錠は価格が1000円もあれば100本は買える。チームで買うも吉。やや大きめのユーティリティポーチに丸めてしまうか輪にしてカラビナに束ねておくのが渋い。

■その5 サイリューム
これはキャンプ用品店などで買えるスティック型の発光体。釣りでも浮きのそばにつけるがミリタリーユースでは20cm前後の大型の物を使用する。通常は400円程度なのでかなりお得で実際に使っても惜しくはない。IRサイリュームなるものもあるが形は同じなので使える方を買うのがなにかと利口か?Mk13などと合わせて携行するのも良いが、それだとポーチが埋まらないのでユーティリティポーチに4〜5本入れておこう。

■その6 MREレーション
MREに限らずレーション、つまり食料を入れるのは大切。なにせいくら弾丸を持ってもきちんとした栄養源がなければ3日で死んでしまう可能性もある。食料は通常リュックサックなどに入れておくが、特殊部隊では大型のリュックサックは設置したベースキャンプに埋める事があり、パトロール中は小型のブットパック等しか携行してないことが多い。そこでなにかの戦闘に巻き込まれ孤立すれば水や食料が無くなってしまう。中、長期的な装備には必須で意外と忘れがちなので大型のポーチやBDUのポケットに入れておくのは吉になる。レーションであれば中身を取り出し必要なモノだけをとり防水パックなどに詰めてから携行すること。その際砂糖菓子やチョコバーなどはあらゆる位置のポーチに入るだけ詰めるのが良い。ただしパッキングを怠ると夏のゲームで溶けだしてそれはもう
大変な事になってしまう。また賞味期限も重要な要素である。レーションは意外にかさばり重いのでしっかりしたパッキングが大切である。栄養価が高く携行性に優れたスニッカーズのようなチョコバーは実際の特殊部隊でもたくさん持ち歩いているとの事。タクティカルベストの中はまさに『ナッツぎっしり確かな手応え』なのである。大型、中型ポーチ、または入る場所ならどんなとこにでもぶちこもう。

■その5 40mmグレネード/ベルトリンク7.62mm弾
大型のユーティリティポーチほどなにを入れるか悩むもので小さいてことはむしろそこに何をいれれば良いか決まっているわけで大きいほど悩む。また「大きい=重い」という当たり前の論理から、大型ポーチは敬遠され中身は空気ってことが多い。しかしここに物を入れずして何がミリタリーマニアか!なにが地球を汚さぬ戦争か?我が身を傷つけぬ戦いに何の意味がある?by東方不敗。なのである。大概の大型ポーチにはM60やミニミ用のベルトリンクが入れられる。これは機関銃手の弾丸を分担して持ってやるためで最も効果的なアイテムでもある。しかし場合によっては200発のNATO弾を収納可能なlこのポーチにダーミーカートを装備すれば
動けなくなること必至である。そこで不本意ではあるが発泡スチロールなどで底上げをして20発程度をポーチに入れふたを開けたときのみ中身が見えるっていう裏技が効果的である(本末転倒)。また特殊部隊の一般的兵装であるグレネーダー(M203などのグレネードランチャーを装備した人。特殊部隊の野戦装備ではグレネーダーとガンナーで十分。逆にグレネーダーいないと駄目?!)グレネーダーというからには最低でもグレネードベストいっぱい(20〜24発)を装備した方が良い。実物のダミーで在れば1500円、ソフビ製ならアググ東京さんで1000円程度で買えるはずだ。これらをベルトリンクの代わりもしくは反対側の同じポーチ(あれば)に入れるのである。ガンナーがいないか数に不安が在ればありったけのグレネード弾を全ポーチに入れるのも吉。携行性を考えるとやはり軽いソフビ製であるがここまでやればもう完璧野郎である。ただしグレネード弾には安全装置がついていて30m以内では爆発しないので狭い室内戦闘を想定した装備では持っても意味無しであるから注意。

■その6 地図
これはかなり大切。もちろん地図が在ればコンパスも必要になってくる。コンパスは軍用のものが好ましいが民生品でも良い物ならokである。理科の時間に使った方位磁石を装備するのは悲しいが緊急用としてマップと同じ場所にしまうなら渋い!(ただし大型のコンパスももってね)ポーチはマップ用のポーチにしまうのが良いがBDUのポケットにしまう手もあるし裏地に隠し縫いできたらもう完璧である。外国の大きめの地図が脱出用としては良い。場所は迷彩服がデザートならイラクやイランリビア、ソマリアの地図をウッドランド系ならユーゴスラビア、ロシア、北朝鮮の地図。他にもコソボやコロンビア、キューバにグアテマラなんかの地図もかっこいい。

色々書いてきたがとりあえず今回はここまで。お金はかかるがミリタリー道に近道は無し!でありやはり安くあげるのは不可能であった。(許してね)こだわればこだわるほどサバゲーに無関係になっていくこの装備品達。あなたはこれらの装備の重さとコストに耐えられるだろうか?そしてなによりやる気ある?(笑)