■マスターキーを作ろう!
SPECIAL EDITION看板企画?マスターキーを作ろう!完結編です。
今回で3度目の更新になりますが大きな変更、改良はありません。ページに余裕を持たせる為の削減、再編集作業。アニメでいう所の総集編です(死
私的には2クールアニメに総集編はいかがなものかと思います。通年放送の某種死での総集編連発もいかがなものかと思いますが・・・
さて、このコーナーは一貫して実射性能無視、外見優先、マウント母体であるM4に負荷をかけない等を目標にしてきています。かつてはショットガンII、最新作ではCA870をベースにしているので大幅に射撃能力は向上していますが本来の使用目的が対人に重きを置いていない以上完成してもやはり撃ち辛いし海外製メタルパーツのおかげで鬼のように重いですけどね。

*当コンテンツは「#11マスターキーを作ろう!」と「#21マスターキーを作ろう!エピソード2復讐編」の統合版です。初回コンテンツは当初の目的を果たしたと思われますので大幅削減したうえで再編集していますのでご了承ください。
マスターキーとは?
ショットガンをライフルの下部にくっつけるマスターキーと呼ばれるシステムですが実際には1980年代から考案されていたようです。主にCQBなどで閉鎖されたドアの破壊に用いる事から何でも開けてしまう合い鍵「マスターキー」と呼ばれるようになったとかならないとか・・・
90年代初頭にはSAGEインターナショナル社が小型化したM870をCAR-15(M727)の下部に装備したモデルを発表しJ.A.CIENER社もM16A2等にショットガンをマウントするウルティメイトコンビネーションガンシステムを完成させています。CQBではショットガンは利便性が高い反面、突入後には散弾という性質から発砲が難しくなります。そのためM203グレネード同様にライフルの下部に装着することでショットガンナーをライフルマンとしても運用出来るようになり実に優れたアイディアと言えます。
実際には現在までに色々なメーカーが試行錯誤してショットガンマウントシステムを制作しており、有名なところでは映画ブラックホークダウンのモデルになった1993年のブラックシーの戦いで米軍特殊部隊の兵士がM727カービンにショットガンを装備したものを持っていたとあります。
最近ではナイツ社のマスターキーシステムMaster key S、C-MORE社のLSS(ライトウエイトショットガンシステム)などが発表されいずれも軍のMOUTオペレーション(Military Operations Urban Terrain)やCQBミッションなどに使用されるべくデザインされています。
という訳でなかなか渋い銃なのですが悲しいことにあまり知られていませんし、メディアにも登場する機会が無く知名度が低いです。映画プレデターで主人公シュワちゃんの部下で特殊部隊の斥候ビリーがM16ライフルの下にショットガンを装備していたのが一番有名でしょうか?
あの映画では無痛ガンことガトリング砲が目立ちすぎで全然目立ってませんでしたが・・・
CA870ベースのマスターキー製作

以前のモデルはかなり難加工の曲者でしたが時代は変わったもので
なんとこのマイナー?モデルがアジアのカスタムメーカーからモデルアップされました
しかも同様のフレームを3社でだしている始末
昔、M16をどのメーカーも作っていた時代を思い浮かべます
今回は既製品を利用できると言う事で
殆ど加工はしていませんが譲れない点がいくつかあったので
加工をしています
さて、今回のマスターキーですがリアルに作れる分安くは無いです。ショットガンはマルゼンから発売のCA870を使用します。自分はこれを買うまでガス銃だと思っていました。それくらいどうでもいい銃だったのですが、海外のフレームはこれをベースにするという事で買いました。イベントで6000円くらいで買いましたが普段はもう少しするみたいです
本体を見てみましょう。どうでもいいと感じた最大の理由はこの突起物、マガジンです。なんでこんなものをつけたのでしょう?昔の夜店とかで売っていたいかがわしい銃みたいなフォルムですゲームやるには確かにマガジン交換式は魅力ですが納得できない構造です。そしてこのマガジンはマスターキー製作にとっても最大の障害です。おそらく通常は普通に組み込んで気に入らなければつけないでただのオモリ。撃ちたければマガジンをそのままさせという事でしょうがそうはSPECIAL WARFAREがおろしません(死。
とにかく撃てる物をつけたい方針なので砲として機能して貰います。CA870の性能はコッキングが軽くパワーもあるようなのでM4の下部に取り付けても問題なく使えそうです。狙って撃つのは無理ですが本来人に向けて撃つ火器ではないのでその辺は妄想とかで乗り切ってください。
素材その2です。OLKA社製のマスターキーフレームです。G&P、GBテックでも同様のフレームは出ていますがナイツ社刻印がついているのは今のところこれだけでしたので迷わずこれを選びました。
M727とかにくっつけるなら刻印なくてQDマウント使わない方がそれっぽいですね。メタルフレームでセーフティパーツなどの細かい部分も金属製で入っています。M203にも使われているQDアタッチメントもついてきて完璧なデザインです
*組み込みは構造上リアルデザインのデルタリング(バレルナット)を組み込んだM4である必要があるとおもいます。
素材その3です。以前のコンテンツではマガジンを自作しフレーム内に収めていましたが偉大なるアジアのメーカーG&PからCA870用リアルマガジンが発売されました。22発も装弾可能でCA870の戦闘力をアップします。CA870は最近リアルサイズのM870に変更できるパーツが海外から多数でていますからそちらに使用するのにもよいアイテムです。しかし毎度毎度アジアのメーカーには感心しますね。
分解です。分解はとても簡単で、前方部分はバレルチューブのエンドキャップをはずせば2本のパイプ、スイベルが外れます。後方はフレーム左右のビスとピン、グリップのボルトを外す事で分解できます。あとメインフレーム左右にスプリングパーツがいくつかくっついていますので作業中は外しておくかマスキングテープなどで固定してどっかいかないようにしてください。
不要パーツです。前方のスイベル、エジェクションポートカバー、グリップ、トリガーガードなどが不要になります。
メインユニットはダイキャストボディですが後方のストック/グリップ固定用の突起は邪魔になります。カナノコで切断します。切断後は後方が目立つので塗装しましょう。
塗装
CA870は低コストなエアガンだけに外装はプラスチックだらけです。バレルとマガジンチューブ、マガジンチューブキャップ(金属)マガジンチューブ根本のパーツ、マガジンをブラックシールで塗装します。またフォアグリップが茶色なのでフォアグリップもパーカーシールでグレーな感じに変更します
塗装部位です。エンドキャップ、バレル、マガジンチューブ、マガジンチューブの根本のパーツ。これらをブラックシールで塗装しました。パーカー系のグレイにもしたかったのですがフレームが黒いのでバランスを考えてブラックシールにしました。ナイツ刻印の無いモデルならボディ共々パーカーの方がいいかなぁと思いました。
フォアグリップは茶色です。CA870純正マガジンの次に許せませんw ボディとのバランスを考えグレー系のパーカーシールで塗ります。分解が面倒だったのでこのまま塗装しました。マスキングをバレルとグリップを支えている2本の金属パーツに行えば問題なく塗れます。他に塗料がついてもどうせ見えませんのでw
それとトリガーとボディ後方もブラックシールで塗ります。(後方は突起切断後)
塗装完了です。こんな感じになりました。あとは分解と逆の手順で組み立てます。メタルフレーム部分には特に手を加えていません。
完成です。こんな感じになります。わかりにくいですがフォアグリップの色も少し違うので素材の違いが色に表せていると思います。
・・・・が、完成して何か違うと思いました。厳密に言えばマスターキーのフロント部分は形状が違いますし色々と細かい事を言うとキリがないのですが・・・
で、色々考えたらバレルが少し長いのが問題だと分かりました。微妙ですがなんかこう先端が長すぎな気がします。で、切断です。
切断にはパイプカッターを使用します。今回のバレルはプラなので金属用ならなんでもいけるとおもいます。2000円くらいで売っているので気に入らないと思った方は切断しましょう。私は再度分解して9mmほど切断しました。切断後は縁をデザインナイフやヤスリでかるく舐めて成形して塗装しなおしてください。
新規追加作業
海外のメーカーは色々出していますが別の目的でカスタムパーツを購入したらフォアグリップが付いてきました。レミントン870のグリップをCA870サイズ用にリサイズしたもので質感も悪くないです。フォアグリップに関しては純正のものでもデザイン的にそれっぽいしむしろKACマスターキーにはどちらかというと近い形状なのですがせっかくなので装着してみました。装着は通常のフロントバレル分解でフォアグリップを孤立させ金属のステーから外すだけでOKです。少し堅いのでマイナスドライバーなどでこじって切り離すとよいです。
完成です。少し厚ぼったくなってボリュームが増した感じがします。
G&P製のマガジンを装填すれば立派なエアガンとして機能します。内部カスタムパーツも多いようですので好みで加工してください。でもスプリングを強くするとM4に負荷がかかりますのでご注意ください。
シルエットの比較です。上が純正フォアグリップ。下が海外製フォアグリップです。好みで選択するといいかもしれません。
KHCショットガンIIベースのマスターキー製作
以下は過去の第一、第二作例のマスターキーです。現在は多くの市販品で対応パーツが出ていますので既に製作意義はありません。過去の資料程度にご覧ください。
素材と準備
マスターキーの素材になるショットガンですがKHC(啓平社)製の「ショットガンII」です。以前はヨネザワから出ていたものですがバレルに固定ホップを搭載するなどして再販しているタイプです。弾丸はバレル下部のチューブ先端から挿入するタイプでエアーコッキング式、初速は55m/s前後でしょうか。非力ですがその分軽量でコッキングの際の力も小さくてすむので首周りの弱いM4やM16には最適だと思います。価格ですが予備のマガジンスプリングがついて定価4950円、市販価格で3700円前後だと思います。
工具ですがドライバー各種と瞬間接着剤、ワッシャー、木ねじ、ボルト&ナット、ハンディノコギリ、ヤスリ、仕上げ塗装用にパーカーシールスプレーなどがあれば良いと思います。
作例1
まずショットガンの不要部分を切断します。(バレル先端5mm前後。グリップ<写真参照>)ホビー用のノコギリで切断します。グリップ内部にはウエイトがあるので注意してください。切断途中でウエイトを取り除いてください。グリップ部分ですが機関部が入っていますので写真のラインまでしか切断できません。フロントバレルですが下のマガジンチューブと同じ長さか気持ち短い(1〜2ミリ)方がカッコイイと思います。
RISへの固定ですがまず瞬間接着剤などで簡単な位置決めをして調整してください。実際にM4などに固定してしっかり装着できるかどうか確認してください。装着位置が僅かにずれたりするとRISがはめ込めないなどのトラブルが起こります。ネジはフレームに直接打ち込みますが、その前に側面のネジをはずしショットガンのメインフレームを外してみてください。外皮の様なフレームは厚みがあり2〜3mm程度ネジを打ち込んでも平気な構造になっています。
作例2
作り方その2ですが今回は素材にM203のフレームを使用します。RISへの設置ではイマイチリアリティに欠けると思う方はこちらの方が良いかもしれません。ショットガンの加工は基本的には同じですが今回は銃身とフォアグリップの短縮もしてみました。これらの短縮は行わなくてもM203フレームの装着は問題ありません。フォアグリップとバレルの短縮には分解が必要です。M203フレームは写真の様にトリガー部分を切断します。切断はとても大変な作業ですのでそれなりの工具が必要だと思います。
ショットガンの外装フレームを一旦はずしてフレームの内側から逆方向にボルトを打ち込みます。M203のフレームにドリルで穴を開けなければならないのでボール盤、ハンディドリルなどが必要です。フレーム内部に打ち込むボルトは出っ張りのない皿タイプが良いです。ショットガンフレームを本体に戻す際に少し盛り上がってしまう場合はフレーム上部を削ってネジの出っ張りを少なくしてください。面倒な場合は上から木ねじを打ち込んでも構いません。M4カービンへの固定には別売りのM203アダプターが必要です。RIS装着型と違い脱着が容易で見栄えも良いですがコストが高いのが難点です。ついでにバレルを塩ビパイプで覆い太くしています。ショットガンIIの弱点はバレルとバレル下部のマガジンチューブの細さです。マガジンチューブを太くするのは構造上難しいですがバレルは太くしやすいので挑戦してみても良いと思います。
■最後に
ショットガンIIはHOPがついていますが弾速が鈍くまともに使えないかもしれませんが愛情を持って接してあげてください。飛距離はそれなりです。ゲームで使用される際はビニールテープなどでマガジンスプリングを固定して外れないようにしてください。フィールドでの紛失が多発します。故に予備がついていますw