■弾薬(Ammunition) 〜弾丸・弾薬〜
 銃弾(弾薬・弾丸)とは銃器に使用される飛翔体であり、目標に命中後、損害を与える役割を果たす。火器創生期の頃の銃器では主に球体の弾丸と火薬、その他の装填薬剤、消耗品に別れ、それぞれを個別に装填していた。この為、銃の連続射撃は困難であった。
19世紀になり金属の薬莢に火薬を詰め、雷管と弾頭、火薬を一体化した金属弾薬が使用されると銃の装弾数や射撃構造が劇的な発展を遂げる。
現在では金属薬莢に入った弾丸が一般的であり、弾頭部を意味する弾丸という言葉は、銃弾全体を指すには適さず、一般に弾薬や実包、アムニッション(Ammunition)またはアモ(Ammo)などと呼称するのが一般的である。
逆に発射後の弾薬には薬莢や雷管、火薬は含まれていない事から銃弾、弾丸、弾などと呼称する。
 現在使用されている一般的な弾薬(Ammunition)とは銃器から発射される飛翔体の弾丸とそれを構成するパーツの事で、カートリッジまたはケース(薬莢)、プライマー(雷管)、ブレット(弾頭)、ガンパウダー(火薬・推進剤)から構成される。弾薬の先端には弾丸があり、弾丸に差し込まれる形でケース(薬莢)が存在する。薬莢の後底部には銃器の激発器(ハンマー:撃鉄またはファイヤリングピン:撃針)等により着火現象を起こすプライマー(雷管)がある。雷管は発火する事でガンパウダー(火薬)を爆発させ、密室である薬莢内で生まれた爆発エネルギーにより弾丸(ブレッド)は銃身から銃口へと発射される。これが弾薬の一般的な発射プロセスとなる。

■弾頭(BULLET)
 弾頭(弾丸)は目標体に損害を与える弾丸唯一のパーツとなる。金属薬莢式の弾薬が開発される以前の弾頭は球体形状をしている事が殆どで弾丸という名称が使用されていたが現在では銃弾の形状が球体でない事から弾頭という部分名称を使う事が多い。但し一般に弾丸という名称でも通用する。
弾頭の材質には鉛を使用するのが金属薬莢開発以来一般的であったが、現在では殺傷力の強化や鉛害、銃器の性能面などの要因から他の材質も使用、混用されている。銃が生まれた当初、弾頭の形状は球体であったが、銃身及びライフリングの発達や飛翔性能の向上から、現在ではアーモンド状や円錐・円筒状となっている。素材としてはリード(鉛)を使用するリードブレットと鉛または弾頭(弾芯)素材をコーティングする事で様々な効果をもたらすメタルジャケットブレッドに分けることができる。前者は主にリボルバー用の弾頭として使用され、後者はオートマチックピストルやライフルなどに使用される。リードブレットの弾頭形状にはラウンドノーズ、ワッドカッター、セミワッドカッター、ホローポイントが存在する。リードブレットがオートマチックピストルや軍用自動小銃に採用されないのは一分間に700発以上という高速で連続発射されることで銃身が加熱し、銃身の熱に対し銃身内で鉛が溶解し銃身内部や薬室に溶けた鉛が付着、暴発や作動不良を引き起こすためである。
 一方ジャケットブレットは鉛の溶解による作動不良、機関部への浸透を防ぐために鉛やスチールでできた弾頭(ブレットコア)を銅と亜鉛からなる合金で被う方式で、弾頭本体を完全に被うフルメタルジャケット(完全被甲弾)、銃身との接触のない先端部分以外にメタルを被ったパーシャルメタルジャケットが存在する。パーシャルメタルジャケットは目標に衝突した際にメタルに被われていない弾頭先端が変形し破壊力を増す構造で、主に大型動物のハンティング用に用いられ、フルメタルジャケットは弾頭の変形を押さえた貫通力を重視したタイプとなる。
なお軍用弾薬としては人道上の理由などからフルメタルジャケット(完全被鋼弾)が使用される。
弾頭はその形状、素材を変えることで同一の銃器から発射されても異なる効果、射程距離、殺傷力を生み出す。また弾芯の重量も目的別に変更されそれぞれ異なった性能を発揮する。
1980年代以降にはこれまでとは異なった概念の弾頭もいくつか試作されている。代表的なものとしてはデュプレックス弾とフレシェット弾が挙げられ、前者はカートリッジに2発の弾頭を収納し、一度の発射で同時に2発の弾頭を発射する構造を持っている。初弾の命中精度を向上させ、殺傷性を向上させている。後者は弾頭にダーツ状の弾頭を使用し飛翔時には弾頭後方に設けられた複数の安定翼が命中精度を向上させ、さらに貫通力も向上している。いずれも試作レベルの銃弾であるが高い効果を証明している。
また狙撃用の銃弾として弾頭に飛翔制御用の翼とマイクロチップなどを搭載した赤外線自動追尾弾頭などの研究も進んでいる。

■弾頭の種類
スピッツァー型弾頭 スピアポイント(槍先)とも呼ばれる軍用ライフル弾における最もスタンダードな弾頭形状。流線型の先端が尖った形状であり、貫通力に優れる。高速、低伸弾道で風邪の影響を受けにくく遠距離射撃にも適している。5.56mmNATO、7.62mmNATO、7.62x39弾など殆どの軍用銃、ライフル弾弾頭に使用される。貫通力が高い事から、バリスティックプレートと呼ばれる硬質防弾材を装備した防弾ベストで無ければ貫通を阻止できない。(米国防弾規格レベルIII〜IV相当)
ラウンドノーズ型弾頭 先端がボール状に丸く形成されており衝突面積が大きく殺傷力が高い。反面空気抵抗が大きく貫通力は劣るため軍用銃に利用されることは希である。ライフル弾としてはハンティング、スポーツ用の弾丸として利用されることが多い。短射程で空気抵抗などの影響が考えにくいピストル弾としての利用は多い。命中時の表面積が大きいことから繊維型の防弾ベストでも防ぐことができる。
ボートテイル型弾頭 スピッツアァー弾より鋭利で先端が僅かに切り落とされている形状から船尾(ボートテイル)型と呼ばれる。競技用として利用されるほどの高精度弾丸で、特殊部隊などでは狙撃兵用の特別用途目的でも利用されている。若干空気抵抗を受けやすいという欠点はあるが、ぶれながら飛翔するため命中時に体内で不規則に移動し、結果殺傷能力が高い。
フラットノーズ型弾頭 ラウンドノーズの先端を切り落とし平面にした形状を持つ。弾丸の衝突面積が大きい場合弾丸は変形しやすく人体などには多大な損傷を与える。反面貫通力は失われるが、警察用の弾丸としては目標以外の巻き添えを無くす面でも優れている。
■薬莢(CARTRIDGE/CASE)
薬莢(カートリッジまたはケースとも呼称される)は火薬、雷管、弾頭を納めるパーツであり、弾薬の中でも最も大きなパーツとなる。現在の薬莢は真鍮または銅と亜鉛の合金で作られるのが一般的であるが、火薬そのものを薬莢として利用するケースレスカートリッジやプラスチック製のカートリッジも開発されている。カートリッジの形状は主にカートリッジ先端部分のデザイン、後方のデザインによりそれぞれ識別される。
カートリッジ前方のデザインは大きく分けて2種類あり、主にピストル用に使用されるもので、弾頭の口径とケースの口径が同じストレートケースとライフルなどに使用される弾頭口径よりもケースの方が大きくなっている(ケース先端に行くにつれて先細りになっている)ボトルネックタイプが存在する。
さらにカートリッジ後方のボトム(後底部)部分にあるリムの形状により、リムド、セミリムド、リムレス、リベーティドが存在する。(写真のケースはライフル弾用のボトルネック型5.56x45mm)


■雷管(PRIMER)
現在弾薬に使用されるプライマーには薬莢底部の中心に雷管を配置し激発により発火を行うセンターファイヤー方式と薬莢の縁部分に雷管を詰めたリムファイヤー方式が存在するが、基本的にはセンターファイヤ方式がその大半を占める。雷管には電気式と打撃式が存在し、航空機搭載火器や水中銃などには電気式が用いられるが小火器では通常の打撃式が採用されている。センターファイヤー方式のプライマーにはボクサー型とベルダン型が存在し、ボクサー型は射撃後に薬莢を再利用するリロードに適しており、アメリカなどで普及している。一方ベルダン型はヨーロッパを中心に普及している。現在のプライマーに使用される起爆薬品には硝酸バリウム、硫化アンチモンなどの混合薬が使用されている。


■火薬(POWDER)
19世紀以前まで銃の火薬に使用されていたのは黒色火薬であった。黒色火薬は木炭、硫黄、硫酸カリウム(通常は硝酸カリウム75%、木炭15%、硫酸10%)から構成され硝酸カリウムは硫黄燃焼の際の酸素供給剤として使用された。1884年にフランス人科学者のヴェエイユによって無煙火薬(スモークレスパウダー)が開発されると銃に使用される火薬は黒色火薬から無煙火薬に代わっていく。最初の無煙火薬はニトロセルロースをアルコールとエーテルの混合物に混ぜゼラチン化させ、その後フレーク状にしたものであった。無縁火薬は1887年にはアルフレッド・ノーベルによってダイナマイトなどに利用され本格実用となる。黒色火薬のような白い煙を大量に出す事が無いために無煙(スモークレス)と呼ばれる。今日の無煙火薬にはニトロセルロースを主剤とする燃焼温度の低いシングルベースとニトログリセリンを加えたダブルベースが存在する。ニトログリセリンは爆発力を大幅に増加させる。これら火薬は銃器に於いては推進剤の役目を果たし薬莢内で雷管の力を借りて燃焼し密室内で高圧のガスを作り出す。弾丸の水深エネルギーはこのガスの圧力により生み出される物である。現在は多くの銃弾メーカーで様々な配合の無煙火薬が使用されている。カートリッジに対する火薬の容量は使用者や目的により異なる。一般に銃の反動を抑える場合は通常よりも火薬の料を減らす(減装)させ、軍用弾など威力を高める場合は火薬の量を増量(強装)させる。そうした火薬の量を調整した弾薬はそれぞれ-P(減装弾)+P(強装弾)として表記される。
なお今日の銃器発展史に於ける三大発明はライフリングの発明、金属薬莢弾の発明とこの無煙火薬の発明の3点とされている。

■弾頭・弾薬の種類
弾頭の種類 備考
リード弾
鉛(リード)でできている一般的な弾頭。但し鉛は溶けやすい為、ピストル、ライフルにかかわらずオートマチック銃には適さないが、衝突時に変形しやすく破壊力が高い。リボルバー弾丸などに使用される。
フルメタルジャケット
(FMJ)弾

主にオートマチックの軍用ライフル弾で使用されるジャケッテッドブレッドでブレッドコア全体をメタルが被い、フルオート射撃時にリード(鉛)が銃身内で溶け出すことを防ぐ他、目標衝突時の弾頭変形を防ぎ貫通力を高めている。スピッツァー弾頭、フラットノーズ弾頭などで多用される。ハーグ陸戦条約第23条により「兵士に不必要な苦痛を与える兵器・投射物・その他の物質を使用」を禁止している事から軍用の銃弾として主に用いられる弾頭形態。30口径前後のライフル弾であれば自動車などのドアを貫通し目標を殺傷する事ができる。
パーシャル
(セミ)ジャケット弾(SMJ)
セミジャケットブレッドとも呼ばれる。弾頭の先端部にリードを残し、銃身接触面にメタルジャケットを施すことでオートマチック銃で射撃可能なリード弾としたもの。メタルジャケットとリード弾の長所を組み合わせた弾頭ともいえる。これによりリード弾の適さないオートマチックピストルであってもリボルバーピストル並みの破壊力のある弾頭が使用可能になった。現在ではこのタイプの弾頭がピストル弾弾頭の主流となっている。スピッアー弾頭、ラウンドノーズ弾頭などほぼ全種類の弾頭で使用される。殺傷力が高い反面弾頭が柔らかい事から多くの繊維系防弾ベストで貫通を阻止できる。
ホローポイント弾

弾頭の先端に孔があり目標に衝突後、弾頭中心に設けられた孔を中心に弾頭がマッシュルーム状に反り返り、裂傷面積を拡大し強力な殺傷力を持つ。大型動物の狩猟用に開発されたのが始まりで、現在では軍用のピストルやローエンフォーサー向けに使用される。通常弾と比較すると約2倍の殺傷力があるとされている事から、目標の殺傷が目的ではない警察関係では使用を禁じている場合もある。弾頭への容易な加工でホローポイント化が可能である事からアメリカでは同弾頭を使用して犯罪を犯した場合、通常よりも重い刑罰が適用される。
欠点としては空気抵抗が大きくなり飛翔速度が通常弾頭よりもやや遅くなる点が挙げられる。

■オールリードホローポイント(HP)

オールリード製のオールリードホローポイントで主にリボルバーで使用する。リボルバーピストルを携行する軍、ローエンフォーサーが減少している為、近年では利用数は減っている。

■セミジャケッテッドホローポイント(SJHP)

オートマチック、リボルバーの双方で使用可能。

■ジャケッテッドホローポイント(JHP)
セミジャケッテッドホローポイントよりも被甲面積の多い弾頭。貫通力をやや高めに調整している。
ソフトポイント弾 弾頭先端をリードにすることで衝突時に2倍の破壊力を生む。メタルコーティングに対して柔らかい鉛が露出することからソフトという言葉を用いる。スピッツアー型、ラウンドノーズ型など様々な弾頭で使用される。この他弾頭をスピッツァー型にし飛翔距離、命中精度を上げたポインテッドソフトポイントも存在する。
ワッドカッター弾(WC) ピストル用弾頭で精密射撃に使用される。弾頭が円筒型でケース内に納められており銃身に弾頭の全側面積を密着させることができる点から精密射撃用として使用される。
セミワッドカッター弾(SWC) ピストル用弾頭でワッドカッターにフラットノース弾頭を組み合わせたスタイルを持つ。これによりワッドカッターよりも貫通力が高められている。
アーマーピアシング 超硬質素材のタングステンやカーバマイト、劣化ウラニウムで弾頭本体のリードをコーティングした徹甲弾。主にスピッツアー弾頭、ボートテイル弾頭で使用される軍用弾。
トレーサーアモ 曳光用弾丸でリードブレッドとジャケットの隙間に燃焼剤をコーティングした弾薬。夜間射撃時の照準などに使用される。マシンガンでは5-10発に1発、オートマチックライフルで5-10発に一発の割合で装填されることが多い。引火性もあり燃料などに命中した場合発火する。
シルバーチップ弾 ウインチェスター社の開発したホローポイントの一種で、アルミニウムまたはニッケル/亜鉛合金でシルバージャケットを施されていることからシルバーチップスと言われている。衝突時の形状変化のタイミングをコントロールするために素材を効果的に組み合わせた結果生まれた強力な弾薬でローエンフォーサーが使用する。
ブラックタロン ウインチェスター製の弾頭で黒いカッパー(銅)を被甲したもので、弾頭先端にV字型の刻みがある。命中時にV字の刻みが裂けて広がり殺傷効果を倍加させる。また裂けた弾頭は鋭い爪のようになり体内に返し針のような効果を与える。その残酷な効果から販売停止に追い込まれた。タロンとは猛禽類の爪の意味でこの弾薬の凶悪さを物語っている。
ヒドラショック フェデラル社製のセミジャケッテッドホローポイント弾でセンターに鉛のポストを持つTHV弾に似た形状の弾薬。
ゴールデンセイバー レミントン社製のジャケッテッドホローポイントでカッパーではなくブラスのコーティングをしていることから金色の外観を持つ弾薬。先端部には螺旋状のスリットが加えられ衝突時に花びら状に展開され殺傷力を高める。
ハイヴェル 小型ハンドガンに適応したトリトン製の弾薬でターゲットが厚着していた場合にも効果を発揮する。
KTW弾 通称コップキラーと呼ばれるアーマーピアシング(装甲貫通)弾。1960年代に警察向けに開発・販売され、優れた貫通力を示し対ボディーアーマー用として使用された。ブレッドコアには鉛ではなくタングステンを使用し弾頭先端はテフロンコーティングが施されている。テフロンコーティングされた弾頭は繊維製の防弾ベスト衝突時にベスト部分との摩擦ではぎ取られるが、弾頭部分は貫通力を維持したまま体内へ突入する。この弾薬開発以降アーマーピアシング弾とそれを防ぐ防弾ベストメーカーの開発競争が激化し現在に至る。KTW弾は警官殺しの悪名を轟かせ市場からは殆ど姿を消したが、軍用の9mmパラベラム弾向けにのみ生産を行っている。
THV弾 フランスのSFM社が開発した高速弾薬でピストル弾でありながら発射速度は800m/sにも達する。タイプIIまでのボディアーマーはまったくの無力となり、危険極まりないため販売は軍、警察関係に限られる。38スペシャル、9mm、357マグナム、45ACPなどのバリエーションで販売されており、フラットノーズの先端に突起のある形状をしている。アーマー貫通後は凸型弾頭が人体へ食い込んだ瞬間に負圧がかかり、体内で運動エネルギーを放出するため貫通力だけでなく強力な殺傷力を持った弾頭。ピストル弾であるが破壊力はカービンライフル程度と高い。
エクスプローダー弾 弾頭内に空洞があり炸裂火薬が詰め込まれている。弾頭前面には衝突時の衝撃で作動する発火薬があり、目標に侵入後体内で爆発する。
スパルタン弾 弾頭内部に飛散機能のあるピストル弾。銅製の弾頭内部に空間が作られそこに無数の球体ポリマーが包まれている。体内に侵入すると銅製の外皮が砕けポリマーを飛散させ内蔵に致命的な損害を与える。
グレイザー弾 スパルタン弾と同じ性質を持つが白銅製の被甲を持つ。また内部の散弾も大型でより破壊力が大きい。38口径のリボルバーなどに使用される。
ラバー弾 弾頭部分を硬質ラバー(ゴム)状の素材にした非致死性の弾薬。近年欧米の警察や対テロ部隊でも使用が増えており殺傷することなく対象を無力化する事が可能になっている。欠点は実弾に比べ圧倒的に有効射程が短い事と対象が火器を持っていた場合、急所に命中しなかった際などに反撃され逆に使用者が負傷する可能性がある点。また人体を貫通せずに一撃で対象の行動を奪うことから比較的威力は高めで、至近で頭部などに命中した場合は死亡する可能性もある。

■弾薬の規格

弾薬の表記には特に決まったものは無く、メーカーや国によって様々だが一般的にアメリカで開発された弾薬はインチ表記、ヨーロッパで開発された弾薬はメートル法によるミリ表記が使われる。ドイツ軍で使用された9x19mmルガーは口径9mm、薬莢(カートリッジ)の長さ19mmとなる。またNATO弾の.223弾は0.223インチ。つまり22口径となり弾薬表記は5.56x45mmとなる。
また口径が同じでも互換性の無い弾薬も存在する。カラシニコフやG3ライフルなどに使用されるのは口径7.62mmの弾薬であるが、同じ7.62mm弾でもNATO弾の7.62mmとロシア製のAK(カラシニコフ)用7.62mmでは薬莢の長さが異なる。NATO弾が7.62x51mmなのに対してロシア製の弾薬は7.62x39mmとなっている。双方は弾頭口径が同様であるが互換性は無く、互いのライフルで射撃を行う事はできない。7.62mm弾にはこの他にも第一次、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用したライフル用弾薬の7.62x63mmなども存在する。この為弾薬の選定には複雑な知識を要する場合もある。