Z-M WEAPONS
LR300 ML
LR300 ML
マサチューセッツ州にあるカスタムガンメーカー「Z-Mウェポンズ」はM16カービンをベースにしたハイスペックカービンを製作している。ガンスミスとして名高いアラン・ズィッタの設計したLR300MLはZM社のスタンダードモデルで民間、軍用などいくつかのバリエーションがある。LR300はAR15シリーズの作動構造上の問題点であるガス圧直接利用方式を廃止し、ガスピストンを使用する一般的なガスオペレーションに変更している。これによりメンテナンス性が向上し、M16カービンシリーズの欠陥であるストック部分のリコイルバッファー、バッファーチューブ等のパーツを廃し、サイドスイング方式のストックが装着可能になった。ZMウエポンズではガスピストンへの仕様変更を各メーカーに先駆けて実施しており、この数年後にH&K社製のHK416やFN社製SCARなどがガスピストン方式を採用している。ガスピストン方式の採用でM16シリーズでは平均850発前後であったフルオート発射サイクルが950発まで高められている。
LR300は数年おきにモデルチェンジを繰り返し、適時最良と思われるパーツを採用、改良を繰り返している。写真のモデルは90年代後半から2000年初頭まで製造されていたMLモデル。
フレームにはフラットトップレシーバーを採用し、スコープを装着可能になっている。オプションでレイルマウントシステムもハンドガード前部に設けられている。またナイツ、GG&Gなどの各社MIL-SPEC M4/AR15用オプションパーツも使用可能となっている。ハンドガードの強度はM4カービンよりも高く、特殊部隊向けカービンとしても注目されている。バリエーションモデルとしてコマーシャルモデルのSRFが存在し、専用のモジュラーウエポンシステム装備モデルなどのバリエーションモデルを持つ。
ストックは初期にサイドスイング方式のスケルトンストックを使用していたが現在ではオプションで8ポジションストックが選択可能になっている。双方共にサイドスイング機能も有する。
ストックはテレスコピック+サイドスイングでコンパクトに携行可能。ストックを完全に折り畳む事ができるのはバッファーチューブをストックに収納している他のM16カービンシリーズには無い大きな特徴である。

[GUN'S DATA]
■MODEL LR-300ML
■MANUFACTURER Z-M WEAPONS/USA
■OVER ALL LENGTH 864mm
■BARREL LENGTH 290mm
■RIFLING 6 GROOVES RH
■WEIGHT 3270g
■CARTRIDGE 5.56x45mm
■FIRING SYSTEM GAS PISTON
■FIRING MODE SEMI/FULL
■MUZZLE VELOCITY 900m/s
■CYCLIC RATE 950rds/min
■MAGAZINE CAPACITY 20/30 ROUND BOX

[GUN'S DATA]
■MODEL LR-300SRF
■MANUFACTURER Z-M WEAPONS/USA
■OVER ALL LENGTH 914mm
■BARREL LENGTH 419mm
■RIFLING 6 GROOVES RH
■WEIGHT 3570g
■CARTRIDGE 5.56x45mm
■FIRING SYSTEM GAS PISTON
■FIRING MODE SEMI/FULL
■MUZZLE VELOCITY 900m/s
■CYCLIC RATE ---rds/min
■MAGAZINE CAPACITY 20/30 ROUND BOX