TOROPICAL COMBAT BOOTS
VIBRAM SOLE
|
 |
 |
アメリカ軍は多くの分野でヴェトナムという特殊な環境似たいし装備の刷新を要求されたが、それが最も顕著に現れたものの一つがブーツである。トロピカルコンバットブーツはこれまで使用されてきたブラックレザーブーツに変わり、ベトナム戦争中全部隊で使用された。このブーツはブラックレザーブーツの欠点を補い熱帯地域での兵士達の活動の負担を軽減するための設計が行われている。従来通り編み上げ式のブーツスタイルではあるもののブラックレザー部分を足の下回りに限定し足首と側面をオリーブグリーンのキャンパス地に変更した。これにより通気性の確保とと重量の軽減に成功。更に側面底部には水抜きようの通気ホールを2箇所設置し河川や沼地、水田などでの活動を快適に行えるようにした。ソールはブーツメーカービブラム社の開発した通称「ビブラム」ソールを使用。初期のモデルでは足首の補強をレザーで行っていたが後期モデルではキャンパス地部分の強度不足から補強用のナイロンテープを追加し足首の補強レザーもナイロンに変更している。このブーツは特殊部隊でテストされると共に陸上部隊に支給されたが、ソール部分に土が詰まるとグリップ力を維持できないと言う弱点があったためその後ソール部分を改良することになる。とはいえ重い革の使用を少なくしたこのブーツは革命的で兵士達には非常に人気があった。靴底にはトラップから身を守る為のステンレスプレートが入っている。 |
 |
 |
| 写真はビブラムソールの後期モデル。かかと、足首、くるぶし部分にナイロンの補強テープが儲けられている。このころからブーツは使い捨てになっていて特殊な場合を除き修復、再利用は行われない。ブーツ内側に配置された水抜き用のメッシュホール。写真左は初期のトロピカルブーツでナイロン製の補強テープが存在しない。また足首とヒール上部の補強テープはナイロンではなく革製となっている。 |
 |
ビブラムソール。ブーツ自体は好評であったが目の細かいソールパターンは砂利や泥が詰まるとグリップ機能を失った。 |
 |
 |