EAGLE INDUSTRIES
TAC-V10-SF
イーグル社の製造するTACV-10SFはアメリカ陸軍特殊部隊の第10SFGの要望で製作されたアサルトベストである。基本的なプラットフォームは同社のTAC-V3ベストでありV3に改良を加える事で完成され支給された。TAC-V3からの変更点としては基本素材のメッシュ化、プライマリーマガジンポーチの個数の変更。ラジオポーチのデザイン変更、キャメルバックポケットの追加、胸部ファスナー部分にファステックスストラップ追加等である。V10SFはマガジン携行数がV3の8本(223マガジン2本収納のポーチx4)から12本(223マガジン2本収納のポーチx6)に増加している。これにより偵察や野戦装備に於いても追加のマガジンポーチを持つことなく充分な量の弾丸を運搬できる。改造ベースとなっているTAC-V3はCQBを想定したデザインであったが、TAC-V10SFでは屋外など幅広い作戦に対応すべくデザインされている。ベスト正面のレイアウトはメインマガジンポーチx6(223マガジン各2本収納)ピストルマグポーチx3、ユーティリティポーチx1、コンパス/ハンドカフポーチx1となっている。またベスト下部にはピストルベルト連結用のループがありレッグホルスターやポーチを追加装備可能。
ベスト右面。ユーティリティポーチの上部にはベルクロが配置されフラッグパッチなどを装備可能になっている。右肩は射撃用のノンスリップパッドが装備されている。
ベスト左面にはピストルマガジンポーチが装備されている。TAC-V3では左のポーチがマグライトポーチとしてデザインされておりフラップが一箇所だけ長くなっていたがV10ではすべてのポーチがピストルマグポーチとしてデザインされている。また袖周りには無線機の配線を通す事が出来るベルクロのフラップが装備されている。ピストルマグポーチ上部にはストロボライトやコンパス、ハンドカフなどを収納できるポーチが設置されている。
マガジンポーチはTAC-V1と同様のデザインに変更されている。また収納数はV3と同様にM4マガジンを2本収納する。合計12本のM4マガジンまたは6本のM14マガジンを収納可能で開閉はベルクロ式。ポーチ中央部にはマガジンをホールドするためのラバーバンドが装備されている。メインファスナーはジッパーとファステックスの併用で空挺降下の際にはジッパーをクローリングの際にはファステックス固定を使用する。
背面にはドラッグハンドルの他サイズ調整用のストラップが両肩と背面中央に合計4箇所設置されている。またガスマスクポーチとラジオポーチがそれぞれ配置されドラッグハンドル下部とラジオポーチ近辺にはポーチ固定用のウェビングが配置されている。各フィッティングストラップには余剰ストラップを固定するためのベルクロ式のパーツが装備されている。
ベスト内側にはキャメルバックなどのハイドレーションシステムを収納するポケットが配置されている。
ショルダーパッドはベルクロ脱着式でボディアーマーなどを装備してベストを着用する際にはパッド部分を外して使用できる。写真右は左右に配置されたマップポケット。ポケットはジッパー開閉式。