MOTOROLA RADIO MX SERIES
300R/330
MOTOROLA
世界最大の総合通信機器メーカーのひとつであるモトローラー社は1928年わずか5名の電気会社GALVIN社からスタートした。1930年代に入りラジオパーツの製造販売を行っていたGALVIN社は当時普及が始まった自動車に搭載するラジオ5T71をはじめて開発。このラジオは自動車に装備されたラジオである事からMORTORの名を冠しMOTOROLAシリーズとしてブランド化された。1936年には軍、警察向けに車載無線機を製造販売することを開始し家庭用ラジオでも成功を収めていく。1940年代になると第二次世界大戦が勃発し同社の開発した携帯用無線機SCR536ラジオが広く米軍に使用されウォーキートーキーの愛称で親しまれる。1941年にはFM電波を利用した送受信装置の開発を開始した。1943年にはバックパック式FM送受信ラジオSCR300がダニエルEノーブルによって開発されアメリカ陸軍の通信隊に支給された。これにより事業は拡大、同年には株式を公開するまでに至る。1947年には社名をラジオブランドのMOTOROLA(モトローラ)に変更し同社の新しい歴史がスタートする。50年代にはトランジスタの研究開発と製品への取り入れを行い1960年には19インチのトランジスタコードレステレビを開発、1963年にはカラーテレビ用のブラウン管の製造を開始。世界進出も60年代中盤には完了し世界的企業に躍進していく。1969年には月面に降り立った宇宙飛行士アームストロングの音声をモトローラ社の自動無線が地球に送信し、以降NASAの宇宙開発分野での技術、製品の提供を続けている。80年代にはコンピューター、エレクトロニクス分野に活動を広げるほか、自動車電話などを開発、90年代には携帯電話、コンピューターネットワーク、衛星通信分野を開拓しそれぞれの分野で多くの軍納入品を持つ。
MX300R
モトローラ社のMX300シリーズは1985年に短距離通信用に開発された個人用携帯無線機でMX300シリーズの防水モデルとして製作されている。1980年代後半からアメリカ軍や警察、公安関係組織に使用され特に海軍特殊部隊SEAL等で使用されたことで知られる。ハンドマイクなどのアクセサリーをボディ側面に設置されたコネクタで接続、使用可能なデザインで状況に応じて必要なアクセサリーを装着できる。バッテリーは充電式。
ハンドマイク
MX300R用ホルスターケース。樹脂製でベルトクリップが装備されている。
MX330
MX300シリーズの改良モデルMX330。