AN/PRC-25/77
BACKPACK RADIO
AN/PRC-25はベトナム戦争中の1967年に支給が開始されたFMトランシーバーでそれまで使用されてきたPRC-10と急速に交代していった。トランジスタと真空管を併用した通信機でチャンネル数は920。ジョイント方式のロングアンテナで8km、通常アンテナ(ショート)で5km前後の送受信が可能になっている。PRC25は1968年中頃から内部を完全にトランジスタ化したPRC-77に変更されているが外装の違いは無い。受話装置は専用のコネクタに設置されるがPRC25/77及びそれ以降のマンパック無線機ではコネクタを2個持つ為、一方に受話用のハンドセット、もう一方にアンプスピーカーを接続した。この他車載用アクセサリーなど多数のアクセサリーがある。写真は後期モデルのPRC77。
フレキシブルアームを持つショートアンテナ。ジャングルでの行軍の際には前方に傾けて突起を減らすなどし通信士の負荷を軽減している。
ロングアンテナ。釣り竿上の連結アームを持つロングアンテナで障害物が多い地域では折り畳んで携行する。
アンテナケース。専用のバックパックや歩兵用リュックサックに固定されて運用される。
PRC-25/77用にデザインされた携行用バックパック。